機能性表示食品とは?

機能性表示食品は、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示できる食品のことです。2015年から制度として始まり、「特定保健用食品(トクホ)」と「栄養機能食品」に続く、第三の保健機能食品のカテゴリーとして位置づけられています。機能性表示食品には、「脂肪の吸収をおだやかにする」「おなかの調子を整える」など、一般的な商品では訴求できない、食品の機能性(健康の維持や増進に役立つ内容)を商品パッケージなどに表示することができます。

SACニンニク

SACニンニク®(S-アリルシステイン)

古来よりパワーの源として食されてきたニンニク。そのニンニクの主な機能成分のひとつが「S-アリルシステイン(SAC)」です。SACには抗疲労、脳機能維持、抗炎症作用など、多くの機能が報告されていますが、生ニンニクにはほんのわずかしか含まれていません。

備前化成では、厳選した原料と独自の発酵技術「SACLATION®」により、SACの含有量を一般的な生ニンニクの200倍以上となるエキス末(SACニンニク®)の製造に成功しました。SACニンニクを活用することで、機能性表示食品を開発することが可能です。
また、ニンニクと言えば“臭い”がつきものですが、備前化成が長年培ってきた技術によってニンニク特有の臭いを低減。SACの高含有化に加えて、臭いの低臭化も実現しているため、臭いを気にせずに日常生活に取り入れることができます。

EPA70 BAPT

EPA70 BAPT®(エイコサペンタエン酸)

EPAは、血液の性状を健康に保ち、血栓をできにくくします。高脂血症を予防することで、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を防ぐ効果があると言われています。適度に日常生活に取り入れることで、中性脂肪を下げる効果が期待できます。

備前化成では創業から培ってきた油脂の高純度化技術により、健食グレードのEPAを商品化しました。
大きな特徴は2つあります。1つは”EPA70%クラス”という業界トップの高濃度です。この高濃度オイルを取り入れることで、より効果的な機能性表示食品を開発することができます。
EPAの高濃度化を実現していることで、商品設計の自由度も高め、EPAを少量に抑えた商品設計が可能です。
ほかにも、EPAの含有量を維持したままカプセルを小型化したり、複数の素材と組み合わせたりすることもできます。
もう1つの特徴は高い品質安定性です。一般的にEPAは酸化しやすく、時間の経過とともに臭いが気になることがあります。備前化成は独自の高度脱臭抗酸化技術(BAPT®)により、これを克服し臭いの発生を抑えることに成功しました。

DHA70 BAPT

DHA70 BAPT®(ドコサヘキサエン酸)

DHAには、血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させ、血液の循環を改善する働きがあると考えられています。適度に日常の生活に取り入れていくことで、高血圧や動脈硬化、心臓病などの予防効果を期待できます。

備前化成では、独自の製造技術によりDHAを高濃度に濃縮。業界トップの“DHA70%クラス”を実現し、それを取り入れた機能性表示食品(「DHAの極み」シリーズ)を上市しています。
一般的にDHAは酸化しやすく、時間の経過とともに臭いが気になるという懸念点がありますが、備前化成独自の高度脱臭抗酸化技術(BAPT®)により、DHAを安定化させ、臭いの発生を抑えています。
また、DHAの含有量を抑えたり、カプセルを小型化できたりと、自由度の高い商品設計も可能です。