製品形態

錠剤から顆粒まで様々な剤型に対応いたします。

錠剤

粉末や顆粒等を圧縮成形した剤型で、コンパクトでのみやすいのが特徴です。コーティングを行うことで、味のマスキングや吸湿防止、安定性を向上させることが可能です。

画像:錠剤イメージ

〈錠剤形状一覧〉

形 状 目安重量(mg)(粉体の嵩比重による)
丸 φ6㎜ 150~180
オススメ  φ8㎜ 200~280
オススメ  φ9㎜ 250~350
丸 φ15㎜ 900~1,200
小卵 250~350
大卵 500~600
小三角 250~300
大三角 500~600
  • 画像:丸 φ6㎜
    丸 φ6㎜
  • 画像:丸 φ8㎜
    丸 φ8㎜
  • 画像:丸 φ9㎜
    丸 φ9㎜
  • 画像:丸 φ15㎜
    丸 φ15㎜
  • 画像:小卵
    小卵
  • 画像:大卵
    大卵
  • 画像:小三角
    小三角
  • 画像:大三角
    大三角

〈錠剤コーティング一覧〉

コーティング基剤
(原材料名)
起源材料 アレルゲン
表示
用 途 特 徴
オススメB-ReC
(シェラック、HPMC、アルギニン、ショ糖脂肪酸エステル)
ラックカイガラムシの分泌物
樹木パルプ
なし 腸溶性コーティング
味のマスキング
臭いのマスキング
  • ・当社独自の腸溶性コーティング
  • ・他の基剤と比較してロット差が生じにくく、品質的に安定。ゼインと比較して便に粒が排出されるリスクが低い
  • ・基本色が暗めの黄色であり、HPMCコーティングを重ねることで自在に着色が可能
シェラック
(シェラック)
ラックカイガラムシの分泌物 なし 粉立ち防止
味のマスキング
耐水バリア
光沢の付与
  • ・サプリメントで最もポピュラーなコーティング
  • ・粉立ち防止や味のマスキングであればコーティング率0.3~0.5%
  • ・耐水バリアであれば~0.7%
  • ・1%以上になると崩壊しなくなるので注意
HPMC
(ヒドロキシプロピルメチルセルロース)
樹木パルプ なし 粉立ち防止
味のマスキング
着色コーティング
弱い臭いマスキング
  • 植物性カプセルで普及してるHPMCカプセルと同じ基剤
  • ・医薬品、食品問わず世界的に普及している
  • ・粉立ち防止や味のマスキングであればコーティング率~3%
  • ・二酸化チタンと着色剤と共にコーティングすることで下地の色に依存しない着色が可能
    (コーティング率5~7%)
イーストラップ
(酵母細胞壁 大豆を含む)
ビール酵母
ヤシ油等
大豆 粉立ち防止
耐酸素バリア
味と臭いのマスキング
  • 当社が最も早く健康食品業界にこの基剤を導入しました
  • ・厚くコーティングすることで耐酸素性が向上し、臭いのマスキング効果を発揮する
  • ・水溶性の高い素錠とは相性が悪い
  • ・天然物であり色がロットによって変動する
  • ・ビール製造の副産物であり、業界の動向に応じた品質と供給リスクあり
ゼイン
(トウモロコシタンパク)
トウモロコシ なし 粉立ち防止
腸溶性コーティング
  • ・植物性基剤であり、虫由来のシェラックの代替として使用される
  • ・原料基剤メーカーが国内か海外かによって価格と品質が大きく異なる
  • ・当社B-ReCコーティングの方が品質的に安定している
  • ・コーティング率を高くしすぎる(4%~)と、便にそのまま粒が排出されるリスクが高くなるため要注意
シュガーレス糖衣
(マルチトール, 卵殻カルシウム, コーンスターチ等)
味と臭いのマスキング
外観の改善
  • 強い臭いのマスキングに最適
  • ・錠剤自体が丸みを帯びるので飲み込みやすい
  • ・最終重量が素錠の約2倍になるため、一日設計粒数が増えやすい

以上の事例以外にもご相談に応じます

〈錠剤包装一覧〉

人にやさしく形態に便利なRスティック分包など各種形態を揃えております

包 装 仕 様
ビン・ポリ容器 各種 茶、透明、フロストビンなど
アルミチャック袋 平タイプ、スタンドタイプ
スティック分包
(Rカット)
幅25㎜×長さ75㎜~110㎜(目安)可能剤型φ8㎜,φ9㎜コーティング錠
3方シール分包 アルミフィルム、透明フィルム
  • 画像:ビン・ポリ容器
    ビン・ポリ容器
  • 画像:アルミチャック袋
    アルミチャック袋
  • 画像:スティック分包(Rカット)
    スティック分包
    (Rカット)
  • 画像:3方シール分包
    3方シール分包

顆粒

粉末同士をくっつけて小さな粒子状にした剤型で、粉末よりも飲みやすく、溶かしやすくした形状です。
1回の摂取量が多い製品にも向いています。

画像:顆粒イメージ

〈顆粒剤造粒法一覧〉

種 類 製造方法
噴霧造粒 空気で噴き上げた原料粉体に、水または糊剤を溶解した水溶液を噴霧しながら流動・乾燥させて顆粒を作る方法
押出造粒 原料粉体にアルコール、含水アルコールまたは糊剤を溶解したそれらを添加しながら練合した後、押出造粒機を用いて顆粒状或いはペレット状にする方法
高速攪拌造粒 原料粉体にアルコール、含水アルコールまたは糊剤を溶解したそれらを添加しながら2種類の攪拌羽根で攪拌しながら球形の粒子に造粒させる方法
  • 画像:噴霧造粒
    噴霧造粒
  • 画像:押出造粒
    押出造粒
  • 画像:高速攪拌造粒
    高速攪拌造粒

〈顆粒剤包装一覧〉

スティック分包

種 類 サイズ
(目安)
内容量
(目安)
スティック 幅17㎜
幅17㎜×長さ70㎜~120㎜ 1~2g
スティック 幅23㎜
幅23㎜×長さ80㎜~120㎜ 1~3g
オススメスティック(Rカット) 幅25㎜
幅25㎜×長さ80㎜~150㎜ 2~6g
スティック 幅38㎜
幅38㎜×長さ70㎜~130㎜ 5~15g
  • 画像:幅17㎜
    幅17㎜
  • 画像:幅23㎜
    幅23㎜
  • 画像:幅25㎜
    幅25㎜
  • 画像:幅38㎜
    幅38㎜

大袋(顆粒大容量対応)

袋仕様 サイズ(目安) 内容量(目安)
平袋 幅100~180㎜× 長さ130~250㎜ 約10g~400g
(嵩比重により異なる)
チャック付平袋
チャック付
スタンド袋
チャック付
ガゼット袋
  • 画像:チャック付平袋
    チャック付
    平袋
  • 画像:チャック付スタンド袋
    チャック付
    スタンド袋

ハードカプセル

粉末や顆粒状の原料を内容物として円筒形のカプセルにつめた剤型です。
錠剤と比較して、少ない賦形剤で成形することができます。
ゼラチンカプセルや植物カプセルなど選択できます。

画像:ハードカプセルイメージ

〈カプセルサイズ一覧〉

カプセルサイズ 内容量(目安)
1号 250~400㎎
2号 200~250㎎
3号 100~200㎎

〈カプセル包装一覧〉

錠剤と同じ包装が可能です。

包 装 仕 様
ビン・ポリ容器 化粧箱 各種 茶、透明、フロストビンなど
アルミチャック袋 平タイプ、スタンドタイプ
3方シール分包 
化粧箱
アルミフィルム、透明フィルム